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エアコン購入の補助金はどれが対象?補助金対象機種の選び方から申請まで

エアコン購入の補助金はどれが対象?補助金対象機種の選び方から申請まで

省エネルギー化が進む現代において、エアコンの買い替えや新規購入を検討する際、その費用負担を軽減できる公的な補助金制度の活用は非常に有効な選択肢となります。
特に、断熱性能の向上や省エネ効率の高い設備導入を支援する国策として、様々なキャンペーンが展開されており、最新のエアコンはその対象となり得る可能性を秘めています。
しかし、数多く存在する製品の中から、どのエアコンが補助金の対象となるのか、また、どのような条件を満たせば申請資格を得られるのか、といった点は多くの方が疑問に感じるところでしょう。
今回は、補助金制度を賢く利用し、お得にエアコンを購入するためのポイントを解説します。

補助金対象エアコンを選ぶポイント

省エネ性能の高いエアコンが対象

多くのエアコン購入補助金制度では、その目的である省エネルギー化の推進に貢献する製品、すなわち高い省エネ性能を持つエアコンが対象として選定されています。
具体的には、エアコンの省エネ効率を示す指標である「通年エネルギー消費効率(APF)」の値や、JIS規格に基づいた「多段階評価」(星の数で表示されることが多い)などが、補助金対象製品を判断する基準となるケースが一般的です。
星の数が多く、APF値が高いほど、より少ない電力で効率的に冷暖房できる高性能なエアコンと評価され、補助金の対象となりやすくなります。
単に補助金が出るからという理由だけでなく、長期的な視点で見れば光熱費の削減にも繋がるため、省エネ性能の高さはエアコン選びにおける重要な要素と言えるでしょう。

補助金制度ごとの対象製品リストを確認

補助金制度によって、対象となるエアコンのメーカーや型番、必要な省エネ性能の基準はそれぞれ異なります。
「住宅省エネ2025キャンペーン」のような大規模な制度では、キャンペーン事務局が対象製品のリストを公式サイトなどで公開していることが多く、購入を検討しているエアコンがそのリストに含まれているかを確認することが不可欠です。
このリストは、特定の省エネ基準を達成している製品に限定されているため、事前に目を通しておくことで、無駄な検討や購入を防ぐことができます。
多くの場合、メーカー名やシリーズ名、型番などで検索できるようになっているため、ご自身の希望する製品が補助対象となり得るか、効率的にチェックすることが可能です。

エアコン購入補助金の利用条件と申請方法は?

一定の省エネ基準の達成が必要

エアコン購入に対する補助金制度を利用する上で、最も基本的な条件となるのが、購入するエアコンが定める省エネ基準を達成していることです。
例えば、「住宅省エネ2025キャンペーン」では、特定の期間に製造された、省エネ基準達成率が一定水準以上の製品が対象となることが定められています。
この基準は、年々厳しくなる傾向にあるため、最新の基準を確認することが重要です。
製品の仕様書や、エアコン本体に貼付されている省エネラベルなどで、基準達成状況を確認することができます。
購入前に、この省エネ基準を満たしているかどうかを必ず確認し、対象となる製品を選ぶようにしましょう。

交付申請は工事完了後に

エアコン購入に関する補助金の多くは、製品の購入および設置工事が完了した後に、その実績に基づいて交付される形式をとっています。
つまり、購入を検討している段階ですぐに申請できるわけではなく、まずエアコンを選定し、専門業者による取り付け工事を完了させる必要があります。
申請手続きには、工事請負契約書、領収書、製品の保証書や仕様がわかる書類、そして工事完了を証明する書類など、複数の書類提出が求められることが一般的です。
申請期間も定められているため、工事完了後に速やかに申請できるよう、事前に必要書類や手続きの流れを施工業者などに確認しておくことをお勧めします。

まとめ

エアコン購入時の補助金制度は、初期費用を抑えつつ、省エネ性能の高い製品を導入するための有効な手段です。
補助金対象となるエアコンを選ぶ際には、まず省エネ性能の高さが重要な判断基準となり、具体的にはAPF値やJIS多段階評価などを確認することが求められます。
また、制度ごとに定められた対象製品リストを事前にチェックし、ご自身の希望する製品がリストに含まれているかを確認することが不可欠です。
購入にあたっては、一定の省エネ基準達成が必須条件であり、申請は原則として工事完了後となります。
必要書類をしっかりと準備し、定められた期間内に申請手続きを行うことで、補助金を確実に受け取ることができるでしょう。
賢く制度を活用し、快適で経済的なエアコンライフを実現してください。

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